昨日のひたちなかでのレース

勝田駅到着後自転車を組み立て、会場へ。
チームメンバーが誰かいないかなぁ、と駐車場を見回すと、ユキリンジャージを二人発見。Iさん*1とRさんでした。
Iさんは私と同じくXクラスと2時間エンデューロに出場で、奥さんと来られていました。
同じクラスにチームメートがいるのは、それだけで気が楽になり、励みになります。Iさんは私より年上ですが、6/24の京王閣トライザバンクでも活躍したパワフルな方で、トライアスロンがメインだそうです。
私の荷物などをIさんの車に置かせていただき、いざ出陣。

Xクラスレース(1周5km×4周)

前にも書いた通り、JCRCのクラスわけを目的としたクラスですんで、いろんなレベルの人、レース経験の少ない人などごちゃ混ぜです。
当然接触や落車に気を付けないといけません。
参加人数が100名を越えたので、50数名ずつにわけX1、X2クラスとなり、私たちはX1クラス。

久しぶりのレースということで、ドキドキしながら1周の試走。試走できたことで、体もあったまり緊張もほぐれてきましたが、オーバルコース5kmは長い!ポイントはゴール手前の直線になりそうです。


スタート。最初の緩やかなカーブを抜けるあたりで、私の前の選手がふらっとゆれ、その影響でその後ろの選手が大きく揺れ、と連鎖的に私の右の選手が揺れて、肩と肩が接触。並走だったので、なんとか持ちこたえたけど、右の選手の揺れの影響がさらに後続に連鎖。
で、後ろで「ガシャーン!」と落車の音。

かなり密集した集団なので、急な走行ラインの変更は非常に危険です。たまに、水分補給で片手ハンドルになりふらつく奴もいるし、いつ落車に巻き込まれるかは運次第です。集団の端にいれば回避し易いですが、飲み込まれて中にいると、とにかく前で落車しないで〜、と祈りながら走行するしかありません。

その後、1回落車があった後、最終ラップ。ゴールの直線に入ったところで、加速していきます。が、その時も後方で激しい落車の音。3回の落車のうち一番大きな音でした。
そのままゴール前スプリントで、Iさんについていきつつ、Iさんを抜きたいぞと思いつつ、加速する足もなくそのままゴール。


順位はなんとか1桁で、Iさんの直後。
風邪をひきつつの久しぶりのレースにしては良かったんではないでしょうか。
あとはスプリント力が欲しいですねぇ。

2時間エンデューロ(最終的に16周)

2時間エンデューロと4時間エンデューロの選手がまとまって、約250名の大集団。
しばらくは集団の中で、様子見です。できるだけ落車で回避しやすいように、集団の外側を走行し、時々先頭に近づいていきます。
ときどきペースアップして50km/hを越えるときもありますが、全体的には40km/h前後で、心拍は集団内にいるときに70%前後で落ち着いたペース。


中盤、あまり状況の変わらない中、裏ストレートに入る直前、イン側の前方で「ガシャン」と落車が見えたと思ったら、連鎖的に自分の方に雪崩のように落車が続いてくる!
集団の端っこではなく、少し中に入っていたので、急に進路変更はできないので、運任せ。
「こないで〜」と祈りつつも私の斜め左前の選手もぶつかり落車。地面をその選手が横になって滑っていくのを見ながら、数十センチ横を私が通り過ぎていく。
通り過ぎるときには、ゴムの焼ける臭いが鼻をつき、後ろを振り返ると道幅いっぱいの落車とそれに次々巻き込まれる選手。


ここで集団はちぎれたようで、チームメートはどうだろうか、巻き込まれてないだろうかと心配しながら走る。
しばらくするとIさんが後ろから現れて、Iさんが無事なのを確認できすこしほっとする。が、他のメンバーはどうだったのだろう。
落車の発生した現場では頭に包帯ぐるぐる巻の選手が一人横たわったままで、しばらくすると救急車が到着。


もうそろそろで2時間だなというところで、Last 1周の合図。
外側から少し前の方にあがるも、外側から被されてまた集団の中に入ってしまう。ゴール前のカーブでは異様な密集度合で、「頼むから落車しないでよ〜」と祈りつつストレートへ。
直線に入ると少しずつ車間もひろがり、徐々にスプリントへ。
早そうな前の選手の後ろについて空気抵抗を減らしつつ加速。前の選手がへたると、よけて自力で加速。
Iさんも同じように「早そうな」選手の後について加速しようとしたら、その選手は早くなく、加速タイミングを逸したようです(先の落車発生時に先頭集団と一旦離れ、追いつくために足を使ってしまったのも大きかったそうです)。
限界までペダルを回し、前へ出て行きましたが、先頭フィニッシュのガッツポーズを見ながらそのままゴールを通過。たぶん私は10番台。
ゴールを抜けた直後、両足つりました(^^;;


追記:結局2時間エンデューロは、10番台ではなく20位でした…orz
意外に人がいたんですねぇ…ちょっと残念。

終わって

平坦な集団レースでは、落車が怖いです。かなり速度が出ている上に大集団です。
今回は本当に運がよく落車に巻き込まれずにすみました。レース中は結構冷静だったのですが、後になって落車の瞬間を思い返すとぞっとします。


チームメートは落者に巻き込まれず、全員無事でした。そのことはほんとに良かったです。
参加したチームの皆さん、お疲れ様でした。
IさんとIさんの奥様、いろいろと付き合っていただき、ありがとうございました。さらに、帰りは水戸駅まで送っていただきありがとうございました。

*1:山中湖ツーリングのときのIさん(id:rsk_idrさん)ではない