SUZAKU-VのStarter KitとPlatform Cable USB
先月からFPGAの勉強を兼ねて、SUZAKU-VのStarter Kitで遊んでいます。ドキュメントも充実しているので初心者には助かります。
開発環境はXilinx社の出しているEDK 9.2iとISE 9.2i。システム要件にはRHELもあるので、Fedoraでも動くか?ということでFedora 8にインストール。問題なく動いているようです。
Platform Cable USB
コンフィグレーションデータのFPGAへのダウンロードには必要ということで、購入。というか、下手にコンフィグレーションデータをフラッシュメモリに書き込んだらそれ以降書き込む手段がなくなったので、買わざるを得なかった…。
Linux上で使えるようにするには、ドライバをインストールする必要があります。しかし、カーネルアップデートするたびにカーネルモジュールを再構築するのは面倒だなぁ。
と思っていろいろググっていたら、こんなサイトがありました。
READMEを読めばインストールできますが、順を追っていくと、
- libusb-devel、fxloadのパッケージが無ければインストール
- yum install libusb-devel fxload
- usb-driver-HEAD.tar.gzをダウンロードして展開
- usb-driverディレクトリ内で"make"(32bit版なら"make lib32")
- libusb-driver.soができる。
- <ISEインストールディレクトリ>/bin/lin/xusbdfwu.rules を /etc/udev/rules.d/ にコピー
- <ISEインストールディレクトリ>/bin/lin/xusb*.hex を /usr/share/ にコピー
- udevをリスタート
- /etc/init.d/udev-post start
- Platform Cable USBを接続
以上でPlatform Cable USBが使えるようになりました。
その後、環境変数LD_PRELOADに先ほどコンパイルしたlibusb-driver.soのパスを設定してiMPACTを起動。
# export LD_PRELOAD=# impact
コンフィグレーションデータのダウンロードもでき、Linuxのブートもできるようになりました。
ちなみに、Fedora 8上のVMwareで動作するWindows XPからPlatform Cable USBを動作させると、Windowsごとブルースクリーンで死にました。何となくVMwareのドライバがあやしい気がする…