ベンチマーク

開発用のPCが壊れてしまい、急遽PCを新調。
スペックは、Core i7 920、メモリ6GB、HDD 3TB など。


仮想環境を使って構築したいと思っているんで、まずはとりあえずCentOSFedoraXen or KVMを動かしてベンチマークをとってみた。
(CentOSXenFedoraKVMCentOSではうまくKVMが動かなかった…)

Super π 100万桁

  • Xen ホスト:13.49秒
  • Xen ゲスト
    • 準仮想化 :14.86秒
    • 完全仮想化:15.74秒
      • 完全仮想化上での準仮想化:17.19秒
  • KVM ホスト:12.86秒
    • KVM ゲスト(完全仮想化):13.34

UnixBench

KVM環境のみで、結果はIndex値のみ。

テスト KVMホスト KVMゲスト 比率
Dhrystone 2 using register variables 1730.1 1698.7 98.19%
Double-Precision Whetstone 581.9 571.5 98.21%
Execl Throughput 430.4 291.1 67.63%
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 1055.3 963.6 91.31%
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 652.5 608.8 93.30%
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 2045.2 1980.4 96.83%
Pipe Throughput 781.9 729.2 93.26%
Pipe-based Context Switching 582.6 480.8 82.53%
Process Creation 528.4 280.4 53.07%
Shell Scripts (8 concurrent) 3715.5 2706.0 72.83%
System Call Overhead 890.2 801.9 90.08%
測定してて気付いたこと。

CPUは、4コア+HTで、8個分のCPUスレッドがあるわけですが、CentOSXenのゲストOS上でベンチマークを実行すると、ほとんどの周波数が59%から100%に上昇したりします。
KVMのゲストOSだと、どれか一つが(かわるがわる)100%になるだけで、他は59%と低いままでした。
KVMのほうがCPUスケジューリングが良いということ?


Nvidiaグラフィックカードを使っており、KVMのホストではドライバを利用できたので使っています。
KVMのほうが結果が良くなっていますが、ドライバの影響なのかどうか要チェック。これはドライバの影響ではないようです。