昨日、今日とLinuxWorld

昨年は講演などしましたが、今回は見るだけ。
全体的には、年々規模が縮小している感じですねぇ。人の入りは悪くはないですが、Linux自体が目新しいものではなくなってきているので、Linuxを使っているというだけでは人を呼べないですし。

昨日(初日)

LinuxWorldのと一緒に、Business Blog & SNS Worldなるものも開催されていまして、そちらも面白そうです。ドリコムはちょっと気になる会社だったのでチェックしました。


JLAの総会出席後、仮想化ブースに行ってみると、さすがに仮想化はこれからの注目技術だけあって盛況です。宮原さんとお話させていただいたあと、チュッパチャプスをもらいました。子供のころ以来なのでとても懐かしかったです。

(追記:2日目は宮原さんがおられないなぁ、と思ったら、骨折してしまったようです。お大事に…)


日立ブースに行ってみると、ESECに続き、組込みセキュアOSとSELinux Policy Editorを展示してました。そこで才所さんと少しおしゃべり。himainuさんは午後から来られるということ、.orgパビリオンのLinuxコンソーシアムブースにはOMOさんがいるよ、とのことでいってみるとOMOさんがノートPC開いてお仕事しながら立っておりました。で、才所さんとともに食事に行こうと日立ブースに戻ると、才所さんは忙しそう。
話しかける隙もなく少し待っていると、組込みLinuxで有名なMV社のK氏が、説明を聞こうかと待っておられました。OMOさんと一緒に、名刺交換させていただき、少しお話することができました。
結局才所さんに声をかけられず、OMOさんと二人で食事へ。


食事の後は、いくつかセミナへ。
2時からは、以前LPI関連で活動していたときにお世話になっていた中島さんが講演ということで参加。5年ぶりくらいにお会いしました。さすがリナックスアカデミーの講師をされているだけあって説明のしかたは上手です。挨拶をすると、一瞬わからなかったようですがすぐ思い出してもらえました。


3時からはMicrosoftセミナ。LinuxWorldでもMicrosoftは出てきてますが、以前のように敵対的ではなくなった感がありましすね。ほんとのところはどうだかわかりませんが。しかし、Microsoftのブースがなぜか.orgパビリオンにあるのかは謎です…
セミナの内容はWindows Server 2008で、ネットワークアクセス保護や新しい管理ツールなどが使い易そうです。また余計なGUIを使わなくても動かせるのも良いですね(やっとできるようになったのか、って感じですが)。
仮想化も、サーバの仮想化、デスクトップの仮想化のほか、アプリの仮想化、プレゼンの仮想化などもできるようで面白そうです。


4時からはLinuxコンソーシアムの総会。その後は懇親会。懇親会では組込み分野でとても精力的なAXEの社長の竹岡さんともお話をすることができました。

今日(二日目)


若干昨日よりも人が少ないような…
セミナーが行われる時間(各時0分〜40分)の間は特に。

今日はAXE竹岡さんの講演と、ノベルのセミナへ参加。
竹岡さんの講演では、AXEの活動と今後についての説明。最初、スピーカの調子が悪く聞き取りにくく、竹岡さんも困惑しながらの講演で気の毒でしたが、途中で復活。
そういえば、AXEではART-Linuxもやってたんですね。昔(6・7年前)私も、当時産総研石綿さんが開発していた2.2カーネル版のART-Linuxの試験をお手伝いしていたことがなつかしいです。それ以来ほとんど使っていませんが…。


ノベルのセミナではリアルタイムLinuxについて。一瞬、組込み系の話かと思いきや、証券取引とかの世界での話で、こんなところでもリアルタイムが必要なのかと少しびっくり、知りませんでした。コンピュータで自動的に行う取引(アルゴリズム取引)も行われているらしいということは以前聞いてはいましたが、そこで1000分の1秒単位で取引が行われているようで、それは確かにいるわなぁ、と。勉強になりました。


セミナの間に、日立ブースにてhimainuさんの組込みセキュアOSのセッションがありました。5分くらいおして始まったため、himainuさんも焦ったようですが、簡潔にわかりやすかったと思います。
お疲れさまでした〜。あと1日がんばってくださいね > himainuさん、才所さん