TOMOYO Linux on OpenBlockS266

これまでLIDS環境などを構築できるようにしたbuildrootのパッチに、TOMOYO Linuxも含め、make一発でファームウェアを作成できるようにした。

カーネルコンパイル

カーネルはとりあえず2.4.32のみとして、OpenBlockS用カーネルに対するTOMOYO Linuxのパッチを作成し、ファームウェアの構築環境を作成したが、コンパイル中にエラーで終了。原因は、fs/ccs-common.cとfs/proc/ccs-proc.c内の__initが解決できないためだったので、それぞれに"#include "を付加してやってコンパイルすることが出来た。(x86系でコンパイルしたことが無いので分かりませんが、バグ?)

BusyBox

TOMOYO Linuxシンボリックリンクを解決したパス名でアクセス制御を行う」と言うことなので、BusyBoxに対してはハードリンクで対応しようとした。
BusyBoxが作業ディレクトリにインストールした時点では、うまくハードリンクになったが、initrd用のルートファイルシステム作成時にバラバラ(それぞれ/bin/busyboxのコピー)になってしまい、できあがったファームウェアは32M! FlashROMに入りませんてば・・・
しょうがないので、とりあえずバイナリラッパで構築することにする。(LIDSのACLと比較してみたいし。)

現在動作中

問題なく動作中。で、現在はSourceforge.jpにあるドキュメントを見ながらTOMOYO Linuxの設定中。

環境構築用のファイル

ホームページのダウンロードページに置いときました。